健康・ライフスタイル

60代男性の快眠実践記:私が見つけた「ぐっすり眠れる」毎日の工夫

健康・ライフスタイル

 

はじめまして。60代男性の健康ライフを綴るブログ管理人です。60歳を迎えてから、夜中に何度も目が覚めたり、朝方まで布団の中で眠れずに悶々としたりと、若い頃には考えもしなかった睡眠の悩みに直面しました。この記事では、私が実際に体験した失敗や、日々の生活の中で編み出した「自分だけの快眠ルール」を、具体的なエピソードを交えてご紹介します。同じ悩みを抱える方のヒントになれば幸いです。

60代になると睡眠が変わる理由

私自身、60歳を過ぎてから「夜中に目が覚める」「朝早く目が覚めてしまう」「寝つきが悪い」といった睡眠の悩みが増えてきました。実は、これは多くのシニア世代に共通する現象です。

睡眠が浅くなる
深い睡眠(ノンレム睡眠)が減り、浅い眠り(レム睡眠)が増えるため、ちょっとした物音や尿意で目が覚めやすくなります。

早朝覚醒が増える
体内時計の変化により、朝早く目が覚めてしまうことが多くなります。

必要な睡眠時間が短くなる
65歳を過ぎると、理想的な睡眠時間は5〜7時間とされており、若い頃のように8時間眠る必要はありません。

私も「もっと長く寝なければ」と焦ることがありましたが、日中に眠気がなければ十分眠れていると考えるようにしています。

睡眠の悩みと私の体験談

夜中に何度も目が覚める悩み

私の場合、冬の夜、午前2時ごろにトイレで目が覚め、布団に戻っても手足が冷えて眠れず、結局1時間ほど天井を眺めて過ごすことが何度もありました。そんな時は、思い切って窓を少し開けて新鮮な空気を吸い、足首をゆっくり回すストレッチをしてみたところ、心が落ち着き、10分ほどで再び眠りに入れるようになりました。焦って布団にしがみつくより、一度リセットする方が私には合っていました。

寝つきが悪い

仕事をリタイアしてから、日中の活動量が減り、夜になってもなかなか眠くならないことがありました。そこで、朝食後、近所の川沿いを30分歩くことを習慣にしています。川辺の草花や季節ごとの鳥のさえずりを聞きながら歩くと、気分も晴れやかになり、夜には自然と眠気が訪れるようになりました。散歩中にスマホで写真を撮るのも、日々の楽しみのひとつです。

眠りが浅くて疲れが取れない

以前は「寝ても疲れが取れない」と感じることが多かったのですが、生活リズムや食事、寝る前の過ごし方を見直すことで、朝の目覚めがすっきりするようになりました。

質の良い睡眠をとるための生活習慣

眠くなってから寝床に入る

「早く寝なければ」と思って早めにベッドに入ると、かえって寝つきが悪くなります。眠くなってから寝床に入ることで、スムーズに眠れるようになりました。

体験談
夕食後はすぐに寝室に行かず、リビングで家族と団らんしたり、趣味の読書や音楽を楽しんだりして過ごしています。眠気が訪れたタイミングで寝床に入ると、寝つきが良くなりました。

日中の活動量アップで夜ぐっすり

リタイア後は家にいる時間が増え、ついソファでテレビを見て過ごすことが多くなりました。これでは夜なかなか眠くならないと実感。そこで、午前中に近所の公園まで往復40分のウォーキングを始めました。途中で季節の花を写真に撮ったり、ベンチで休憩したりと、自分なりの楽しみを見つけることで継続できています。運動を始めてからは、夜になると自然と眠気が訪れ、寝つきも早くなりました。最近は朝の目覚めもすっきりしています。

朝日を浴びて体内時計をリセット

朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びることで、体内時計がリセットされ、生活リズムが整います。

体験談
私は毎朝、窓を開けて深呼吸をしながら日光を浴びています。これを始めてから、朝の目覚めがすっきりし、1日を元気にスタートできるようになりました。

規則正しい生活リズム

毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることを心がけています。休日も極端に寝坊したり、夜更かししたりしないようにしています。

体験談

どんなに忙しくても起きる時間は固定することを若い時から実践していました。就寝時間も固定化できればベストなんですが、無理せず最初は起床時間を決めて守り抜きましょう!

リタイア後は生活が不規則になりがちでしたが、朝食の時間を決めてから、自然と生活リズムが整いました。朝食をしっかり食べることで、午前中の活動量も増えました。

食事と睡眠の関係を実感

私の家では以前は夕食を19時過ぎに食べていましたが、消化不良で夜中に目が覚めることが増えました。そこで、夕食を18時に早め、メニューも豆腐や納豆、鶏肉など消化の良い和食中心に変更。さらに、夕食後のコーヒーを麦茶に切り替えたことで、夜中のトイレの回数も減り、朝までぐっすり眠れる日が増えました。

昼寝は短めに

昼寝をする場合は、15〜30分以内にしています。長時間の昼寝は夜の睡眠に悪影響を及ぼすため、午後3時までに短時間だけ仮眠を取るようにしています。

体験談
昼寝を長く取りすぎると夜眠れなくなることが多かったので、アラームをセットして20分だけ昼寝するようにしています。これで夜の寝つきが安定しました。

寝室環境を整える

室温・湿度を快適に保つ
夏はエアコンや扇風機、冬は加湿器や湯たんぽを活用し、寝室の温度と湿度を快適に保っています。
照明は暗めに
寝る前は間接照明やスタンドライトで部屋を暗くし、リラックスできる雰囲気を作っています。
静かな環境を作る
外の音や家族の生活音が気になる場合は、耳栓やホワイトノイズを活用しています。

体験談
寝室のカーテンを遮光タイプに交換し、さらに枕元にはラベンダーのアロマを焚くようにしました。夏はエアコンのタイマーを使い、冬は湯たんぽで足元を温めています。これらの工夫で、夜中に目が覚める回数が減り、朝の目覚めもすっきりしています。

快眠を促すおすすめグッズ

カテゴリ グッズ例 特徴
光・音の調整
アイマスク、耳栓、遮光カーテン
外部刺激を遮断して眠りやすい環境を作る
香りのリラックス効果 アロマディフューザー、ラベンダーオイル 自律神経を整え、寝つきをサポート
寝具の見直し 自分に合った枕、マットレス、抱き枕 体圧分散や姿勢サポートで深い眠りへ
温度・湿度の調整 湯たんぽ、加湿器、冷感パッド 季節に応じた快適な寝室環境を維持
入眠儀式のサポート 快眠導入ライト、リラックス音楽プレイヤー 寝る前の習慣づくりに役立つ

たとえば、ラベンダーの香りを焚きながら、遮光カーテンで部屋を暗くし、低反発の枕に頭を預ける…そんな環境が整えば、「眠れない夜」が「楽しみな夜」に変わるかもしれません。

みなさんが描こうとしている「習慣づくりのイメージ写真」にも、こうしたグッズを自然に取り入れると、よりリアリティと共感を呼ぶ表現になりそうですね。もし具体的なシーン(例:寝室の一角、就寝前のストレッチなど)を想定されていたら、そこに合うグッズの提案もできますよ。

春・秋の寝具・パジャマ選び

理由: 昼夜の寒暖差が大きく、自律神経のバランスが乱れやすいため、体温調整をサポートすることが重要です。

選び方のポイント:

通気性と保温性のバランスがとれた素材(例:ダブルガーゼ、コットン)
寝具は「脱ぎ着」で調整可能な重ねがけ(例:薄手毛布+綿の掛布団)
七分袖・八分丈など、冷えすぎず蒸れにくいパジャマ

夏の寝具・パジャマ選び

理由: 発汗量が増えるため、熱がこもりやすく、睡眠中の体温コントロールが大切です。熱中症予防にも関係しています。

選び方のポイント:

吸湿速乾性に優れた素材(リネン、麻、クールコットン)
肌離れのよいさらっとしたシーツ・パジャマ
涼感加工や冷感寝具(※冷えすぎに注意)
エアコンとの併用を前提に、薄手の肌掛けやタオルケットを常備

冬の寝具・パジャマ選び

理由: 体温が低下しやすいシニアにとって、寒さは睡眠の質を大きく左右します。特に足元や肩周りの冷え対策が鍵です。

選び方のポイント:

保温性の高い素材(マイクロフリース、ネル生地、羽毛布団)
湿気対策として、吸湿発熱素材のインナー使用も有効
首元までしっかり包み込むデザインや足元ゴム入りズボンタイプ
湯たんぽや電気毛布と併用して、寝入りの温度を快適に

季節ごとの切り替えがもたらす効果

睡眠の質向上: 深部体温の調整がスムーズになることで、入眠がスムーズに
体調管理の一環: 冷えや寝汗による体調不良を予防
気持ちの切り替え: 季節を感じる小さな工夫が日々の暮らしのリズムを整える

 

寝る前のリラックスタイム

軽いストレッチや深呼吸
寝る前に軽いストレッチや腹式呼吸をすることで、心身がリラックスし、寝つきが良くなります。

スマホやテレビは控えめに
寝る直前のスマホやテレビは脳を刺激してしまうため、読書や音楽などリラックスできる時間を過ごしています。

体験談
夜、寝る前の30分は部屋の照明を落とし、静かなピアノ曲を流しながら、ゆっくりと首や肩を回すストレッチをしています。音楽とストレッチの組み合わせが、心身の緊張をほぐしてくれるようで、布団に入るとすぐに眠気が訪れるようになりました。

睡眠の質を上げるための「やめたこと」「始めたこと」

私がやめたこと

  • 以前は「早く寝なければ」と焦って21時には布団に入っていましたが、眠くないのに無理に寝ようとすると余計に目が冴えてしまうことに気づきました。今は、リビングで家族と会話を楽しんだり、趣味の読書をしたりして、自然に眠気が訪れるまで寝室には行かないようにしています。
  • 夕方以降のコーヒーや緑茶はやめ、麦茶や白湯に切り替えました。
  • 寝る2時間前からスマホいじりもやめ、スマホは別の部屋に持っていきます。代わりにクラシック音楽を流してリラックスしています。
  • 昼寝は20分だけ。以前は1時間以上寝てしまい、夜眠れなくなっていました。
  • 晩酌を毎日から週末だけに減らし、寝酒は完全にやめました。

私が始めたこと

  • 朝起きたらまずカーテンを開けて、ベランダで深呼吸しながら朝日を浴びるのが日課です。
  • 午前中には必ず外出し、ウォーキングや買い物で体を動かすようにしています。
  • 毎日同じ時間に起きて、朝食をしっかり食べることで生活リズムを整えています。
  • 夕食は18時までに済ませ、消化に良い和食中心のメニューに。
  • 寝る前には軽いストレッチと腹式呼吸で心身をリラックスさせ、1時間の読書。
  • 寝室は遮光カーテンと低反発枕を導入し、快適な環境を整えました。

睡眠の悩みは「受け入れる」ことも大切

60代以降は、若い頃のように「ぐっすり8時間眠る」のが難しくなるのは自然なことです。無理に長く眠ろうとせず、「自分に合った睡眠時間」を見つけることが大切です。

体験談
「6時間眠れれば十分」と自分なりの合格点を決めてからは、「もっと寝なきゃ」と焦ることが減りました。日中に眠気がなければ、それで十分。睡眠時間にこだわりすぎず、気持ちに余裕を持つことが、結果的に快眠につながっていると感じています。

1つの疑問とその答え

60歳過ぎるとこの先の身体や経済的な不安がリアルに襲ってきますがその不安感を受け入れ感じ続けることと、たまには寝る直前に夢や希望を抱きニコニコな気持ちで眠りにつきたいものです。そんなことは可能なんだろうか?と自問してみました。

たとえばこんな工夫、どうでしょう:

  • 自作の「感謝ノート」にその日良かったことを3つ書き出す習慣眠る前に、今日よかったことを一つ思い出してみる。どんなに小さなことでもかまいません。お気に入りの湯呑みでお茶が飲めた、窓から風が気持ちよかった…それだけで、心がほっと緩みます。
  • “明日したいこと”を一つ思い描く夢というと壮大に聞こえますが、「明日は朝食にパンケーキを焼こう」でもいいんです。小さな希望が、明日への前向きな気持ちを育ててくれます。
  • 心がほぐれるストレッチや呼吸法体の緊張をとってあげることで、心もふんわりほどけてきます。ゆっくり息を吐いて、「いまここにいる自分」を受け止める時間、大切にできるといいですね。
  • そして私の読書さんは誰よりも丁寧に「生き方」そのものに向き合ってこられている気がします。その歩みの中に、夢や希望の種はきっと、いまも、たくさん眠っているはずです

 

睡眠障害が続く場合は医師に相談を

生活習慣を見直しても「極端に短い睡眠」「日中の強い眠気」「何度も目が覚める」などの症状が続く場合は、専門医に相談しましょう。加齢や生活習慣のほか、薬の副作用や病気が原因の場合もあります。最近の睡眠薬は安全性も高く、医師の指示に従って正しく服用すれば安心です。

まとめ:60代からの睡眠改善は「習慣」と「工夫」で変わる

60代になってからの睡眠は、若い頃とは明らかに違いを感じますが、自分に合った習慣を見つけて工夫することで、毎朝「よく眠れた」と感じられる日が増えました。私の体験が、同じように悩む方のヒントになれば幸いです。まずは小さなことから、ぜひご自身の生活に取り入れてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました